2024/06/09 15:42
銅版画作家の林明日美さんより
今回もとっても引き込まれる
新作が届きました。
『 Flowers for you.』
・
・
・
美しい馬の鬣(たてがみ)から
可憐な草花たちを靡(なび)かせて
走る姿が印象的な作品です。
一目見て心奪われる繊細な作品は
どことなくいつもと少し印象が違い
林さんに尋ねてみると、、
メゾチントはベルソーと呼ばれる道具で
銅板の表面に細かい凸凹を付けて、
その凸凹にインクが引っ掛かり色の表現
ができる技法。
ベルソーは65番~120番までの
刃の幅があって、小さい番号程
凸凹が粗く表現できるとのこと。
今回は馬がメイン。
林さん曰く、
『馬の硬い毛を表現したかった』
と仰っていて、
65番~85番までのベルソーを使い、
深く粗く掘って溝の段差をつけることで
より立体感を持たせたとのこと。
このディテールにこだわったことで
颯爽と走る躍動感のある馬が表現され
いつもとどことなく違う
力強い印象を受けたのかもしれません。
・
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・
マニアックな話ですけど、、、
と林さんは仰っていましたが
細部のこだわりを語る姿は
とても魅力的で、聞いてるこちらも
ワクワクしてきます。
今回もとっても引き込まれる
新作が届きました。
『 Flowers for you.』
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美しい馬の鬣(たてがみ)から
可憐な草花たちを靡(なび)かせて
走る姿が印象的な作品です。
一目見て心奪われる繊細な作品は
どことなくいつもと少し印象が違い
林さんに尋ねてみると、、
メゾチントはベルソーと呼ばれる道具で
銅板の表面に細かい凸凹を付けて、
その凸凹にインクが引っ掛かり色の表現
ができる技法。
ベルソーは65番~120番までの
刃の幅があって、小さい番号程
凸凹が粗く表現できるとのこと。
今回は馬がメイン。
林さん曰く、
『馬の硬い毛を表現したかった』
と仰っていて、
65番~85番までのベルソーを使い、
深く粗く掘って溝の段差をつけることで
より立体感を持たせたとのこと。
このディテールにこだわったことで
颯爽と走る躍動感のある馬が表現され
いつもとどことなく違う
力強い印象を受けたのかもしれません。
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マニアックな話ですけど、、、
と林さんは仰っていましたが
細部のこだわりを語る姿は
とても魅力的で、聞いてるこちらも
ワクワクしてきます。