2025/01/31 14:46
当店では、
銅版画作家 林明日美さんの作品を
展示・オンライン販売しています。
どの作品も繊細で
その世界観に引き込まれるように
じ~っと見入ってしまいます。
その世界観に引き込まれるように
じ~っと見入ってしまいます。
今日は銅版画作家 林明日美さんについてご紹介します。
林さんからのコメントもいただいていますので、ぜひご覧ください。
◆銅版画作家 林明日美さんについて
1985年 東京都出身
2009年 武蔵野美術大学版画コース卒業
2011年 武蔵野美術大学大学院版画コース修了
現在 愛知県東郷町にて制作されています

◆メゾチント技法とは
16世紀頃にヨーロッパで肖像画を
複製するために生まれた技法で、
銅版画技法の中でも、
深い黒と滑らかで豊かな階調(色のトーン)を
表現できる技法と言われているそうです。
◆制作過程
メゾチントは、
まず銅板に無数の細かい穴を作って下地を作り、
そこから絵にする部分を削ったりなめしたりして
絵を描いていきます。
下地でつけた穴の深さを変えることで、
インクが入る量が変わり、色の階調を表現できます。
実際に制作している風景は
こちらからご覧いただけます。↓ ↓
◆林さんよりコメントを頂きました↓ ↓
銅版画は、強い圧をかけて絵を刷り上げるので、
絵の縁に窓枠のようなくぼみができます。
絵を窓枠の向こうの世界に見立てて、
小さな窓から別世界を覗き込んでいるような気分に
なれるのも銅版画の魅力の一つだと思っています。
銅版画というと、日常からかけ離れたもののように
感じられるかもしれません。
ですが、日常に少しスパイスを加えてくれる、
気軽な存在だと思っていただければ嬉しく思います。





林さんの作品は、どれもとても繊細で
実際に製作された銅板を見せていただきましたが
銅板にほんの少しの掘り込みで描かれていて、
その線の細さで浮かび上がる立体感のある版画が
とても美しいです。
その他の林さんの当店でのお取り扱い作品もCATEGORY→インテリア→銅版画を選択していただくと、すべてご覧いただけます。
ぜひチェックしてみてくださいね。